YouTubeの技術チュートリアルが奇妙に削除される問題を巡るAIの疑惑
近年、YouTubeで人気の技術チュートリアルが奇妙に削除される事例が相次ぎ、クリエイターたちはAIがその背後にいるのではないかと疑念を抱いています。特に、教育的な内容の動画が「危険」や「有害」として突然フラグ付けされ、削除されることが多くなり、その理由が明示されないことが多いため、クリエイターたちは混乱しています。
変わりゆくYouTubeのコンテンツモデレーション
金曜日にはYouTubeの広報が、削除された動画が復活したことを確認し、今後同じような内容が削除されないように対策を講じると約束しました。しかし、クリエイターたちには、削除の理由がいまだ不明瞭であると感じられています。
例えば、自作のWindows 11インストール方法を紹介する動画を運営しているリッチ・ホワイト氏は、「これらの動画は多くの人が高い需要で見ているものであり、収益の面でも欠かせないもの」と語ります。最近になってYouTubeによって新しく投稿された動画が削除され、過去の人気動画まで危険の目を向けられるのではないかと懸念しています。
YouTubeのポリシーとクリエイターたちの不安
YouTubeは厳しいポリシーを持っており、コミュニティガイドラインに違反したアカウントは90日以内に3回のストライクを受けることで削除されることが多いです。しかし、ホワイト氏のアカウントはこうした削除にも関わらず、ストライクは受けていないと伝えています。これに対し、ホワイト氏はAIが過剰なモデレーションをしているのではないかと考えています。YouTubeのクリエイター向けチャットボットに接続する際も、自動応答が多く、実際に人間が介入しているのか疑問視されています。
コンテンツ創出の恐れ
クリエイターたちは、動画が削除されるリスクを恐れ、コンテンツの作成に対して慎重になっていると述べています。例えば、ホワイト氏はコンテンツがアカウントをリスクにさらさないか心配し、内容を自粛する姿勢を見せています。この不安は他のクリエイターにも広がり、技術系チュートリアルを制作する多くの人が「どこまで許可されるのか不明」といった状態に陥っています。
ブライテク09のアカウントを運営するクリエイターは「YouTubeから具体的なガイダンスがないため、クリエイターたちは非常に混乱している」と語りました。特に、YouTubeのクリエイター向けツールが、時に矛盾した内容の提案を行うことが、さらなる混乱を引き起こしています。
結論
今後も、YouTubeのコンテンツモデレーションがクリエイターたちに与える影響は続き、AIの役割がどのように変化するのか、またその影響がクリエイターや視聴者にどう及ぶのか、注視する必要があります。クリエイターたちの声音や知見が、より良いモデレーションの方法に向けて、YouTubeに届くことが期待されます。
